TGV(SNCF)
フランス国鉄
ジュネーブ コルナバン駅(Geneve)
パリ リヨン駅(Paris Lyon)
私の乗ったTGV 1989年11月22日(水)
- 922TGV Geneve CFF 1002 → Paris Gare de Lyon 1334(往)
- 925TGV Paris Gare de Lyon 1432 → Geneve CFF 1816(復)
- 私の初めての海外旅行.ヨーロッパで最初に乗った高速列車がこのTGV.
- 当日の朝,ジュネーブの駅で指定券を購入したのだが,発車前あまり時間が無かったためか,いざ列車に乗り込むと席の番号が書かれていないことに気づいた.その指定券を見せて列車のスタッフに聞くと,発車した後に空いている席ならどこに座っても良いと教えてくれたようなので(フランス人の英語で私も英語が下手なので定かではない),言われたとおりジュネーブを発車後空いている席に座った.日本で言えば「立席承諾」のようなものだったのだろうか.ちなみに号車は指定されていた.一等のユーレイルパスを持っていたので,指定料金のみ払えば良く,往復でも4スイスフラン程度,日本円にして数百円と格安.
- 往きの券を買った時ついでにパリからジュネーブまで(すなわち帰り)の指定券もここ(ジュネーブ)で買えるかと聞くと,買えるというので(国が違っても座席指定システムのオンラインはつながっているらしい),帰りの指定券も併せて購入した.その日の午後の帰りの指定券も欲しいと言うと,愛想よい窓口のおじさんは,「おまえは,せっかくパリに行って1時間程しか居ないで戻って来るのか? どうしてそんなもったいないことをするんだ?」 と笑って尋ねてきた.英語が下手な私が答えないでニコニコしていると,最後には「パリに恋人でも居るのか? まるで SHINKANSEN のようだな」とユーモアたっぷりに,"はるばるヨーロッパまで来てそんな忙しい旅をするのは日本人くらいのものだ" と暗にからかっているかのようでもあった.ただ,さすがに鉄道の出札係だけあって彼は SHINKANSEN(日本の新幹線)と言う単語を知っていた.
- なお,時間的余裕があったためか,復路の指定券には席の番号も書いてあったので,帰りは落ち着いて座れた.
- [車両について]
- 両端の電機の間に客車がはさまれる形で,動力車2両,付随車8両の計
10連が1ユニット.
- 車内は,開放座席.1等は横2列−1列,向かい合わせの固定(回転し
ない)リクライニング.
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