IC125(BR)
(旧)イギリス国鉄
エクセタ駅(Exeter St. Davids)
私の乗ったIC125 1997年11月20日(木) 雨のち曇ときどき晴
- London Paddington 1235 → Exeter St. Davids 1448
- IC125のICは "Inter City",125は "時速125マイル" の意味.すなわち,最高速度は 約200km/h.ヨーロッパの最新の高速列車に比べると速度は劣るが,BRのICはダイヤが便利だとの定評がある.私が乗ったICもロンドン・パディントンからほぼ1時間毎にイングランド南西方面へ走っている.
- 一等の車内では,ワゴンサービスがまわって来て,ソフトドリンクとナッツ等は無料でサービスしてくれた.
- [車両について]
- 先頭および最後尾がディーゼル機でその間に客車が連結されている.TGV や ICE に似た構成だが,何といっても電機ではなくいまだにディーゼル機.最近,IC225という,電機で最高速度 225km/h (こちらはマイルではなくキロ)の列車がロンドンから北の方面へ走っているが,英国では未だ非電化区間が多いため,IC125もまだまだ主力として頑張っている.
- 車内は,開放座席.一等は2列−1列.
- BRのICは,列車から降りるとき,まずドアの窓を手で下ろして開け,さらに手を列車の外側に出し,車体外側のハンドルをまわしてやっと開けることができる(内側にハンドルはない).本で読んで知ってはいたものの,いざ,実際に自分でやってみることになると少々あせる.
- ドアの横には,
- To open door
-
1 Wait for "Door unlocked" sign
2 Open window
3 Use outside handle
- Please close door and window after use
と,注意が書かれていた.
- IC125はディーゼルということもあって,おそらく排煙のために車体の外側はススでかなり汚れているので,洋服を汚さないようにうまくドアを開けるにはコツがいりそう.
扉の開け方についての注意書き
- なお,旧イギリス国鉄は,現在大小25の会社に分割民営化されている.私がこの区間を乗った列車は,そのうちの1つ Great Western Train の運用だった.日本の旧国鉄がJRに分割民営化されたのと同様,乗客にとってはどの会社が運用している列車かを特に意識せずに利用できるようだ.
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